Pedagogical Stylistics in the 21st Century (Palgrave Macmillan)が出版されました。

以前このブログでも紹介しておりましたPedagogical Stylistics in the 21st Century (2022)がPalgrave Macmillanより出版されました。Chapter 14として、The Impact of L1 on L2: A Qualitative Stylistic Analysis of EFL Learners’ Writings(吉田安曇(兵庫県立大学環境人間学研究科博士後期課程)、寺西雅之(兵庫県立大学環境人間学部)、西原貴之(広島大学准教授)、那須雅子氏(岡山大学准教授)による共著)が掲載されています。母語教育及び早期英語教育において異なるバックグラウンドを持った日本人英語学習者を対象に、彼(女)らの書いた英作文を文体面から分析し、その結果より英語運用能力と早期母語・英語教育の相関性について考察しています。文体論を日本の英語教育の問題解決に援用した実践例として、多くの方に読んでいただきたいです。

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